アラビア語といえば多くの方があの独特な文字を思い出すでしょう。
あの独特の文字がアラビア語らしさでもあるのですが逆にアラビア語を取っ付きにくくさせているかもしれません。
フランス語や中国語などを学ぶのと異なりアラビア語では文字を覚えるところからスタートとなります。
アラビア語のアルファベットは30文字(ハムザとター・マルブータを含めずに28文字とする場合も)となります。
日本語のひらがなとカタカナの方が数は多いので日本語を学ぶ外国人よりかは楽なはずです(笑)
著者は基本的にはこじつけたりするのが好きなのでその「こじつけ」をまとめて後から学ぶ人の参考になればと思いました。
語頭か語中か語末かで形が変わったりするのだけどまずは独立系から覚えてしまいましょう。
ا
①アリフ(Alif)
縦に棒を書くだけです。
a,i,uと母音のみの発音を表します。
アラビア語は母音が上記の3つしかありません。
(長母音と撥音はあります)
母音を表す文字は無く、撥音記号を書くことによって母音が指定されますが記号は実際の文章では書かれないことがほとんどです。
以下の文字はすべて子音記号となるため、母音が文字から判断できないことが多いのがアラビア語の難しいところです。
ب
②バー(Ba)
皿を書いて下に点を打ちます。
bの子音記号です。
後々「ヌーン」という点を皿の上に一つ書く文字がありますのでそれと混同しないためにも点を打つ位置をbにちなんで
Below Boat(ボートの下に)で覚えるとよいでしょう。
ت
③ター(Ta)
皿の上に点を二つ打ちます。
tの子音を表します。
先のバーに似ています。
覚え方が思いつかなかったので次に出てくる「サー」でも先の「バー」でも無いやつと覚えましょう。
ث
④サー(Tha)
皿の上に点三つ。
先の二つとよく似ています。
threeのthの音と一緒。
threeの音だから点3つと覚えてしまいましょう。
まずは4文字です。
1日4〜5文字覚えれば一週間で全部覚えられます。
というわけで1つの記事につき4〜5個ずつ紹介していければなと思っています。
次回はジームからザールまでの5文字を扱っていきます。