今回の記事では4つのアラビア語のアルファベットを扱います。
前回までの記事と合わせると17個のアルファベットを扱ったことになります。
半分も超えましたので後もう少しです。
前回にも増して発音上の注意が必要なアルファベットが増えてきますのでしっかりと区別して学習していきましょう。
ص
①サード(Sad)
前回のスィーン(س)に似たような形ですが、右の部分を丸く閉じて壺のような形を左に書いて行きます。
発音はアラビア語特有の音であり少々難しいのですが英語の「s」を重くした音になります。
口を縦に開き喉の奥からこもらせて「サ」と発音します。
ض
②ダード(Dad)
前のサードの上に点一つを加えます。
こちらもアラビア語特有の音で英語の「d」を重くした音になります。
口を縦に開き喉の奥からこもらせて「ダ」と発音します。
ط
③ター(Ta)
英語の小文字の「b」のような文字を書きます。
書き順が英語とは異なり、最初にしたの平たい丸い部分を書いてから縦の線を上から下ろします。
アラビア語特有の音で英語の「t」を重くした音になります。
口を縦に開き喉の奥からこもらせて「タ」を鼻にかけるように発音します。
ظ
④ザー(Dha)
前のターの右上に点を一つ打ちます。
こちらもアラビア語特有の音で前回扱ったザール(ز)を強調した音です。
口を縦に開き喉の奥からこもらせて「ザ」を舌先を上下の歯で軽く噛んで発音します。
今回扱ったアルファベットが今まで扱ったアルファベットと音の面で混乱しやすく中々難しい文字となります。
音声教材なども使用してしっかり違いを認識していきましょう。